宝石学 
宝石の光学的性質

   

 宝石の色は目に見えるいちばんわかりやすい特徴である。

 色の原因:宝石の色は主に光の吸収できまる。白色光は虹の七色で構成されており、

 光が宝石を通貨するおtスペクトルの一部が選択的に吸収される。

 吸収されなかった光線は通過あるいは反射し、その宝石の色となって目に映るのである。

 宝石はそれぞれ指紋のような色彩の特性(吸収スペクトル)をもっているが、

 肉眼では多くの宝石が同じ色に見える。

 他色の宝石:他色とは、宝石の化学組成のうち、主成分ではない微量成分や不純物に

 起因した色のことをいう。例えば、コランダム(サファイア等)は純粋だと無色だが、不純物を含むと

 色がつき、赤の場合はルビー、他の色なら各色サファイアになる。

 自色の宝石:自色の宝石の色は化学組成中に含まれる主成分元素によるものである。

 自色の宝石は普通1色で、色相の変化も小さい。

 例えばペリドットは常に緑色でこれは主成分の鉄によるものである。

 

宝石の光の特殊効果

 宝石の中には特殊な光の効果「光彩効果」を出す宝石が有ります。
ほぼ奇跡に近い環境の中でつくり上げられた光彩効果は、宝石の大きな魅力です。

キャッツアイ効果

キャッツアイ効果を示す宝石は多数ありますが、特に代表石で最も美しくキャッツアイ効果を
引き出す宝石は「クリソベリル・キャッツアイ」といいます。
なぜキャッツアイ効果がでるかというと、例えば女性の美しいストレートの髪を想像してください。
まっすぐの髪に光があたると「天使の輪」ができます。その光の見え方の原理とキャッツアイは同じです。
同じ方向に数多くの棒状のものがあると光が直角に反射して光の線ができます。
クリソベリルキャッツアイはチューブインクルージョンという棒状の内包物が数多く内包されています。
1mmの間に約2500本の極めて細いチューブインクルージョンが内包されていることで、
美しい光の線が石の表面を走るのです。

  

スター効果

宝石の中に星のように六条の光条を示す宝石があります。
このような宝石をスター石と呼ばれ大変人気があります。
代表的なスター石はルビー・サファイアのコランダム系の宝石です。
前述のキャッツアイ効果が3方向にあると思ってください。
コランダムのスター効果はシルクインクルージョンという内包物による効果になります。
シルクのような美しいインクルージョンで60・120に交わっています。

  

プレイオブカラー効果

オパールに見られる遊色効果で、ボディーカラーとは異なるスペクトルカラー(7色)の閃光が
現れるという特有の効果です。

  

チェンジオブカラー効果

昼と夜で色が変わる宝石として大変人気がある、アレキサンドライド。
発見当初、エメラルドが採れたと喜んでいた。
その夜、再度その石を見たらルビーに変わっていたと言われているくらい、
明瞭な色変わりをするものから様々ですが、このチェンジカラーは太陽光又は蛍光灯と、
白熱灯や火の色で色が変わります。

  

その他にも宝石には特殊効果が様々ありますが、上記4種は特に高額で取引されているものになります。

Picture:by GIA 

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