ギリシャ神話 叙事詩 
パンドラの箱
  

  パンドラの箱

神話では、金・銀・銅・鉄などの時代に分かれている。

金の時代(金の種族)

ティタン族のクロノスが天を治めていた時代。

この時、誕生した最初の人間達は働く必要もなく、悩むことも争いもストレスも無かった。

皆、仲良く長生きをしていた。

大地が与えてくれる恵みを享受しながら平和に楽しく神とも共有しながら過ごした。

銀の時代(銀の種族)

100年も続く子供時代が過ぎるとその後何をすることもなく、あれよあれよという間に死んでいった。

苦しい事はないので傲慢になり、神を敬わないで勝手なことばかりやっていた。

こんな人間の姿をみたゼウスは怒って彼らを消滅させた。

こうして銀の種族は地上から姿を消した。

青銅の時代(青銅の種族)

トネリコから生まれ、頑固で冷徹な性格を持ち、筋肉隆々の肉体美だった。

誰が一番強いかなどを競ってお互い争ってばかりいて最後は相打ちでみんな死んでしまった。

鉄の時代(鉄の種族)

この頃はゼウスの時代になっていた。

鉄の種族がつくったのはティタン族の子孫プロメテウス。

ものづくりが好きだったプロメテウスは兄弟と共に、まず、人間の男を作った。

この兄弟は人間を作る前に色々な生き物を作っていた。

鳥には翼、獣には毛皮、貝には貝殻を与え、最後の人間は品切れのため、何も与えるものが無くなっていた。

丸裸の人間が地上で寒さに凍えているのをみたプロメテウスは可愛そうになりゼウスのいいつけに背いて、

オリュンポス山の神々の火を盗み出し、人間に与えた。

地上を除いていたゼウスはあれほど禁じた火を人間が使っているのを見て激怒。

策略をめぐらせ、ゼウスは息子に人間の女を作らせた。

その女にアテネは白く艶やかな衣を与え、アフロディーテは微笑みと男を誘惑する力を与えた。

パンドラと名づけられた女はヘルメスに連れられ、人間の男の元へ降りた。

その時ゼウスに絶対開けてはいけないと言われ、箱を持たされる。

男はたちまち女の魅力に取り付かれ二人は夫婦になった。

二人は地上で仲良くし合わせに暮らしていた。

・・・があるとき、パンドラはゼウスから贈られた箱が気になって仕方なくなった。夜も眠れないほど気になり。

とうとう開けてしまう。

箱が開くと勢いよく飛び出てきたのは、病気、恨み、嫉み、恐怖、悲しみ、苦しみなど人間に

不幸をもたらすあらゆる災いや悪い感情だった。

あまりにもの恐ろしさにパンドラは凍りついたが、やっとの思いで蓋を閉めたとき、

最後に希望だけが箱の中に残った。こうして人間は箱から飛び出したあらゆる苦しみにさらされる

運命になったがそれでも人間が何とか生き延びてきたのは最後にとどまった

希望がついているからだといわれています。

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