12星座とギリシャ神話 
山羊座 神話


あわてんぼうの滑稽な道化師


守護惑星・・土星

支配神・・クロノス


牧神パンは上半身が人間で顔と下半身が山羊の姿をしていました。

頭には角も生えて、髭面の年寄りくさい顔つきでした。

母親の妖精ドリオペはあまりにも不気味な為、逃げ出しましたが、父親の伝令の神ヘルメスは

大変可愛がりました。

パンは悪戯好きで陽気者。

ある時、ナイル川のほとりで神々が一堂に集まり大宴会を催しました。

宴会もたけなわになったとき、頭の奥まで揺すぶられるような大きな唸り声と共に巨大な怪物が

宴会場に乱入してきました。

怪物テイフオンです。百の頭を持ち、百のうなり声を出し、焼けた岩や火を吐き、

身丈は頭が天につかえるくらい巨大で翼を広げると世界の果てまで届くといわれるくらいの化け物です。

宴会場は大混乱。神々は我先にと散り散りになり、退散しました。

牧神パンはパニックになり全身を山羊に変身させて一目散に逃げました。

あまりに慌てていたため、方向がわからず気が付いた時は目の前がナイル川。

仕方なく飛び込んだのはいいですが山羊では上手く泳げない為変身しようとします。

けれど下半身は魚、上半身は山羊といった珍妙な姿になりましたが、本人は魚になったつもりで

一生懸命泳いで逃げていました。

早々とオリンポスの山に避難していた神々は大喝采しながらこのおかしな格好を眺めていました。

あの姿を記念にして残しておかない手はないと言って、その姿を山羊座として星座にし

記念にしたということです。

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