12星座とギリシャ神話 
乙女座 神話


冬の誕生と美しき母子の物語


守護惑星・・水星

支配神・・ヘルメス


野山の実りを司る農業の女神デーメーテールにはペルセフォネという年頃の美しい娘がいました。

彼女は青空の下、一面に咲きにおう草花の上を歩いていました。

そして美しい一輪の花に目がとまり、手を差し出した途端、地面に穴があき、

馬車に引かれた戦車が現れました。乗っているのは青白い顔をした不気味な男です。

ペルセフォネは一瞬に抱きかかえられ、穴の中へ連れ去られてしまいました。

そして穴はすぐに小さくなり、何事も無かったように閉じてしまいました。

我が子の神隠しを非常に悲しんだデーメーテールは必死に探します。

そしてやっとのことで冥界の王葉ですがペルセフォネをさらっていったことがわかりました。

デーメーテールは悲しみに怒りが加わります。

神殿の奥深くに姿を隠し、誰にも会おうとも口を利こうともしません。

地上では大変なことが起こりました。野山の実りを司る女神が姿を隠した為、

草花はしぼみ作物は枯れ始め、木々も実をつけません。これにはゼウスが慌てました。

早速ハデスへの説得に乗り出します。

さすが冥界の王ハデスもゼウスの命令を無視するわけにいかず、ペルセフォネを地上に戻すことに

なりました。そしてザクロを一房ペルセフォネへ差し出します。

このザクロを数粒食べてしまったペルセフォネは食べたザクロ一粒につき1ヶ月、

冥界へいかなければいけません。その間デーメーテールは姿を隠します。

こうして地上に冬が訪れるようになったと言われています。

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