ギリシャ神話 叙事詩 
 ギリシャ神話 CONTENT
  

  @世界の始まり〜原初の神々〜

  A12星座とギリシャ神話

  B有名な神々

  Cパンドラの箱

 ギリシャ神話とは

   

 ギリシャ神話と聞けば、宗教の結びつき、幻想の世界、特殊な思想と捉えてしまう人も少なくないかもしれません。

けれど、自然のリズム、森羅万象を美しい物語にしたのがギリシャ神話です

ギリシャ神話は誰が書いたのか?残念ながら特定の個人が書き上げたわけではありません。

特定の作者や権威をもたないギリシャ神話は千年以上の長きにわたり語り手たちによる変更を

受けながら生き延びてきました。

日本でも古事記がありますが、いわゆる昔話を大和朝廷時代に書き記したとされています。

いつどこで書かれたか知る由もありません。語り継がれてきたのです。

 全てのこういった古文に通づるものが、神が登場します。

それは自然現象をアニミズム的な神に例えたということです。

古代の日本人は、山、川、巨石、動物、植物などといった自然物、火、雨、風、雷などといった

自然現象の中に、神々しい「何か」を感じ取りました。

この感覚は今日でも神道の根本として残るものであり、小泉八雲はこれを「神道の感覚」と呼んでいます。

自然は人々に恩恵をもたらすとともに、時には人に危害を及ぼします。

古代人はこれを神々しい「何か」の怒り(祟り)と考え、怒りを鎮め、恵みを与えてくれるよう願い、

それを崇敬するようになりました。これが後に「カミ(神)」と呼ばれるようになります。

古事記では太陽神は天照大御神、ギリシャ神話ではアポロというように自然の恵みを対象物として

わかりやすくするように神に例えて、感謝をしたんではないかと思います。

全ての森羅万象を神として仰いだのは、人間の欲による破壊力や傲慢さを謙虚にし、

感謝の念を出し、大切にする気持ちを育てる為に作られたものではないかと思います。

人間は、ずば抜けた頭脳をもっています。その為に傲慢さが出て、大切な自然を破壊しがちなのです。

けれど、やはりそれは間違っています。

人間も自然の一部だし、植物がないと酸素はつくられません。

台風が吹き荒れれば、風の神がお怒りだと謙虚な気持ちになり、普段の生活の反省をする。

もし間違った行動が起こしたら、罰があたる、あたるからこそ良い行いをする。

人間は自然を一番恐れているものです。

そして自然があるからこそ生きていけるのです。

「風の神が花の妖精を見つけました。

あんまり可愛いのでぎゅっと抱きしめたら、花の妖精は風の神の力が強すぎて死んでしまった」のです。

これを自然界でいうと、「強い風が吹いて、花びらが散った。」ということになります。

この「強い風が吹いて、花びらが散った。」ということを美しい物語にしているのがギリシャ神話です。

ギリシャ神話には夢とロマンがいっぱい溢れています。

そして人間の欲を象徴しているような神々の欲の話も沢山でてきます。

とても美しいとは言えないことも多いですが、いろいろ学べるものは多く、

古代人の壮大な感覚を感じとることができます。


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